夏の暑さの原因となる太陽の熱は、エアコンのような空気介する「対流熱」ではなく、電気ストーブのように直接熱を発する「輻射熱」です。この熱に着目したのが屋根クールです。
屋根クールは工場や倉庫の屋根にスプリンクラーで散水するだけのシンプルな暑さ対策です。水が蒸発する際の気化熱の働きで屋根表面の温度を下げ、「輻射熱」から建物内の温度上昇を防ぎます。
温度センサーと雨センサーで
設定に従い自動運転
屋根クールは、日の出や日の入りに合わせて散水したり、工場の稼働時間や外気温・天候に合わせて無駄なく散水することが可能です。また屋根の面積に合わせてスプリンクラーの数を調整することも可能です。




日中の屋根表面温度の上昇を
抑える早朝の散水効果
屋根の表面温度を下げるために効率的に散水するには、最初から屋根温度を上げない事、常に温度上昇を抑える事が重要となります。このため、散水開始時間や散水量をコントロールすることが重要となります。
SYSTEM
全自動屋根散水冷却システムについて



インバータでモータを制御
無駄を抑え水圧・水量を調整
工場・倉庫などの稼働に合わせて、散水を制御する「散水日時・散水時間設定」や温度・雨センサーで自動的に散水パターンを最適化する「自動調整機能」などにより、最小限の水で効率的な散水を実現します。

